佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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カテゴリ:レポ( 2 )

ライヴが終盤に差し掛かったころ、北上時代に啓治くん(声優の藤原啓治)と一緒にRCサクセションのライヴレーザーディスク観たさにスナックへ通いラーメンを食べたという(磯ラーメン事件)エピソードに続き「今日は誕生日ということでチャボさん来てくれてます。紹介します。仲井戸麗市、チャボ!OK、チャボ〜!」と清志郎さん風にコールする。


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白ワインのボトルを片手に持った仲井戸”CHABO”麗市がステージに登場すると、まさか!?というニュアンスも含めたほんの一瞬の静寂を挟み、まさに耳が割れんばかりの黄色い歓声と拍手が会場内に大きく響き渡った。

古市コータロー51歳記念のMY RULEと題されたバースデーライヴ、このあり得ない共演が東京公演の最大の見せ場となったのは言うまでもなく、コータロー本人が一番興奮してはしゃいでいたのも間違いない。


握手しハグしたあとチャボさんはセットされたマイクに向かい「みんなで歌うぜぇ〜。ハッピィバースデイトゥーユー・・・」とオーディエンスを誘導し歌い始める。ラストは「ハッピィバースデー、ディア、コータロー。ラーメン食いすぎんなよ!ハッピィバースデイトゥーユー♫」

そして白ワインのボトルをコータローに両手で手渡したのだった。

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チャボさんが登場するところまではお客さんへのサプライズとして仕組んでいたが、この心憎いバースデーソングの演出は僕にとっても完全に不意をつかれた本当のサプライズだった。

そういえばリハの時に事務所の社長Eさんに「ねぇ佐藤クン。コータローくんはお酒何が好きなの?」とリサーチされたのを思い出した。やられたなぁ。


ありそうでなかった2人の共演はコータローの「それだけ」に続きRC時代にチャボさんが歌った「チャンスは今夜」をセッション。

リハの時にチャボさんが「どこをどっちが歌う?」と訊くと、コータローは「この曲はコピーしまくったし全部覚えてるので、その場のノリで振ってもらえればどこでも大丈夫です!」と言っていたにも関わらず、歌詞をど忘れしチャボさんに小突かれながらやり直しとなる。興奮がMaxに達し頭が真っ白になったのだろう。


今や日本のロックシーンのよき兄貴として君臨する古市コータローが、17歳のギター少年に戻った瞬間でもあった。

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もちろんこの瞬間をこうして迎えられたのは、5/27の神戸公演がとても素敵な雰囲気で終えられたというのも大きかったと思う。

チケットを買っていただいた方には簡単にお知らせしたが、VARIT店長の南出クンの熱い気持ちと、当日のMCで本人が言っていたが、どこか神戸に呼ばれているフィーリングもあり、今回は大阪ではなく神戸でのライヴを選択した経緯があった。


人生もそうだが奇跡的なライヴというのも、細かい点と点がつながって1本の太い線になっていった時に生まれるのだろう。

そこには本人のブレない美学と努力、それに心から共感する協力者、そして熱い声援を送るファンの皆さんの気持ち、それらが邪心なく噛み合ったときにのみ起こる魔法のような現象なのだ。


そしてその事を誰よりも大切にしているであろうコータローが、こういった奇跡を手繰り寄せたのはしごく当然のことに思えたりする。


※今回、Zher the ZOO YOYOGIでの素敵な写真は、しばえり(柴田恵理)が撮影したものを使用させてもらいました。Thank You !



5/26()

僕は新幹線で東京駅に向かっていた。前日の寝不足がたたりウトウトし始めたころメールがくる。「15時にはレコスタ出れそう。何時に東京に着く?」都内でThe King AllStarsのレコーディングをしていたコータローからだった。

こんなこともあろうかと少し早めに移動していてよかった。「15時過ぎには着いてるよ。」

「じゃ予定より早めの新幹線に乗ろう。銀の鈴ってまだあるのかなぁ?」「あるはず。じゃそこで。」

僕らは東京駅で合流し予定より1時間早い新幹線で神戸へと向かった。

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ホテルにチェックインしてすぐ外出。コータローがウエノコウジから仕入れたというガード下の居酒屋を探す。5分ほどで暖簾に大正7年創業と書いてあり、門構えも含めて妙に味があるその店を発見し入ってみる。

お通しの昭和なマカロニサラダで「これは間違いないね!」とか言いながら乾杯し、明日のBDライヴの構成や昨年末の弾き語りツアーからもう半年かなどと語り合った。


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2軒目はここにくる時に偶然見つけた怪しげな看板のレコードバーへ。カウンターしかなくお世辞にも綺麗ではないが、決して高級ではないだろうオールドスピーカーから流れる角の取れた音が妙に馴染む。

翌日の本番を控えているので軽く一杯だけと思っていたが、あまりに心地よくて何杯か飲んでしまった。コータローは「マスター、あれ聴きたいなぁ。」とジャクソン・ブラウン、トム・ウェイツなどをリクエストし「針のノイズも味があるね。」「このギターソロ最高だな。」などと酔いも程よくなり、この日はノーラーメンでホテルへ戻る。

幸先のいいスタートの予感。

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5/27()

昼はレコード屋をパトロールなどして老舗の欧風料理店でランチ。コータローは名物とんかつ、僕は好物のオムライスを頼む。なかなか上品な味で満足。

ホテルへ戻ると作詞家せき氏が激励のため福岡から来てくれていた。ロビーで雑談し会場入りの準備。

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16時に会場に入ってサウンドチェックからのリハーサル。前回と大きく違うのは立ちでやるというところ。慣れるのに一人リハを重ねてきただけあって、大きな問題はなさそうだ。想定通り客席の後ろからも姿がよく見える。

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何度か一服タイムを挟みながらのんびりと進む。打ち込みオケのカットイン、フェードアウト・カットアウトのタイミングや、何曲かギターにかけるエフェクトの感じ、照明スタッフに簡単な指示を出しながら全体の構成を軽くおさらいしていく。最後にオープニングSEとエンディングSEの部分も試しながら決めてリハ終了。

予定より早かったので「飲んじゃう?」と楽屋へ戻りシャンパンで軽く乾杯する。

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神戸公演は平日ということもあり動員を心配していたが、満員御礼でフロアが埋まった。

オープニングSE(ゴールデンカップスのLSDブルース)を半分聴かせたあと、コータローがステージへ登場し曲に合わせてギターを弾くというオープニング演出。そこから「いつかきっと」「モノクロームガール」へとなだれ込む。

最初のMCタイム第一声は「また歳とっちゃうよ〜」であった。()

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今回のセットリストだが、3分の2は前回の弾き語りと同じ曲ながら、カヴァーを総入れ替えし、曲順もだいぶいじってあったので、ずいぶんと印象が違う場面が多い。

何より立ちで演奏する姿は彼のロックっぽさを際立たせるのに十分な効果があった。

1ヶ月前は、なんかフォークっぽすぎない?と不安がっていたが、一人リハにこもってきただけあって、動きがあってむしろいいのではないかと感じる。

MCでも言っていたが、次回はぜひイルカばりのオーバーオール姿を見たいものだ()

(昔のロックミュージシャンのようにオーバーオールという衣装も考えたが、イルカみたいになると微妙なので辞めたそうだ。)

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カヴァーコーナーではボツ曲(ピロウズのONE LIFE)をAメロだけ3回やるという予定外の行動で、この日の気分がだいぶ良かったことを物語る。

そしてVARITという空間や神戸という土地もよかったのか、オーディエンスも本人もとてもリラックスしている感じが、さらにハッピーな雰囲気を醸し出していた。

いい意味での絶妙なゆるさを保ちながら、本編19曲を演奏。何も考えていなかったというMCも冴えていたように思う。

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アンコールではサプライズのBDケーキをVARIT店長に運んでもらい、全員でコータローのバースデーを祝った。ケーキを提供してくれたナニワカ婦人会()の皆さん、ありがとう。

Tシャツを着替えて出てきたら逆で着替え直すというお茶目さの後、アンコールの2曲が終わりエンディングSE(エルビンビショップのFooled Around and Fell In Love)を流すも席を立つ人がなくダブルアンコールで大団円。

本当に笑顔になれる元気になれるBDライヴであった。

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打ち上げはそのままVARITで。ライヴ同様ご機嫌に呑む。

僕は店長といろいろ話す機会ができてよかった。共通の知人が何人かいたこともあるが、ブッキングの時にいろいろとメールをやり取りさせてもらって、神戸ならではシーンを作りたい!と頑張っている姿に共感していたので、地方のライヴハウスの役目などについて熱く語り合えた。

それが伝わっているのか若いスタッフ達もとても一生懸命で、使っていて気持ちのいいライヴハウスだ。


昨日あきらめたラーメンを食べに10分ほど歩き、神戸で何故か和歌山ラーメンをきめてホテルへ戻った。旨かった!

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5/28()

ホテルをチェックアウトし新神戸駅で早めのランチ。構内のレストランに入ると店員の女性が「昨日はご出演ありがとうございました!」と笑顔で声をかけてきた。僕らがキョトンとしていると「昨日VARITでバイトしてました。」というではないか。よく見ると確かに受付にいた子だった。なんかちょっと嬉しい再会。

カツカレーをきめて新幹線で東京へ戻る。

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5/29()

オフ。僕は東京で打ち合わせもあったので、仙台へ戻らずそのまま池袋に宿泊。

朝、信ちゃん(浅田信一)から連絡がきて、時間があるならランチがてらスタジオに来て下さいというので顔を出すと、レコーディング中のニューアルバムの曲でタンバリンを演奏することに。とても難しくて何度かやり直させてもらったが、彼の優しさで「ポール・ウェラーっぽいノリになりました!」と言ってくれたので落ち込まずに済んだ()

このアルバムにはコータローも参加する予定なので、乞うご期待。


原宿で誕プレなど買ってから池袋へ移動し、コータローと信ちゃんと打ち合わせを兼ねた飲み会が16時過ぎからスタート。それぞれの今後のいろいろな話が飛び交い、なんて夢のある未来への作戦会議かと思う。

もちろん楽しくて予定以上に呑んでしまったのは言うまでもない。

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5/30()

午前中から照りつける太陽光線が肌に突き刺さる陽気である。またまた早く起きてしまったのでブクロをパトロールしながら、喫茶店でアイスコーヒーなど飲んで気持ちを落ち着かせる。

きっとコータローもそうであろう。ライヴへのワクワク感が半端ない。

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同時に僕にとっても節目の日だなと感じていた。北上ライヴから始まって初の弾き語りツアー、アラバキ、そして今夜のスペシャルゲスト。これが終わればコレクターズ30周年へ向けて東京チームにバトンを渡すことになるだろう。みっちりと関われるのは今日までというのは、やはり寂しい気持ちになる。

仙台に住んでいるからこそやれること、やれないことがある。とにかく今は自分がやれることを全力でやり遂げるのみだ。


はやる気持ちもあり会場となるZher the ZOO YOYOGIへは予定より早く到着した。すぐにコータローもだいぶ早く会場入りしてきたので笑ってしまう。

チャボさんが来るまでにリハを終わらせればよかったが、神戸がいい出来だったのですんなりと終わってしまった。

外もそうだが中もけっこう暑くて「今ならすぐ醒めるよね?」と二人で冷えたビールを飲み干した。コータローはどことなくソワソワしている。待ち遠しいのだろう。

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そうこうしているうちに予定より少し早くチャボさんチームが到着。本当に来てくれた()

正式にゲスト出演をお願いしたのは3月だったろうか。

事務所の社長Eさんに電話すると「昨日ちょうど移動の車の中で、ギターマガジンを読んでいたチャボさんが、コータローくんが載ってるよ。頑張ってるなぁ。という話になったばかり。」という。このインタビューでコータローは、チャボさんに憧れて弾き語りもやり始めたみたいなことを語っていた。


さらには日程的に5/29でも5/31でもチャボさんのスケジュールはNGであった。5/30だけ空いていたのだ。BDライヴの日程は昨年末にすでに決めていたので、これもまた偶然というよりは必然だったのではないかという気がしてくる。ましてや空いていてもそうそう来てもらえるものではない。

本人同士の打ち合わせはアラバキの楽屋でやった。



仲井戸”CHABO”麗市と古市コータロー。ギタープレイという意味では違った魅力を持つ2人であるが、その佇まいというか立ち位置とうかフィーリングにコータローが憧れる理由があるのではないだろうか。

とにかくこの共演は誰もが想像していないだろうが、やれば絶対にハマる!と思っていた。何しろコータローがロックを魂に宿した少年の頃からのヒーローなのだから。

もちろん僕にとっても同じである。デビュー45周年(今年)と30周年(来年)の共演というのもすごい。

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2人のリハも順調。コータローは嬉しさを隠しきれないでいる。こんな姿を見たのは初めてだ。音合わせのあとコータローがリクエストした「ハイウェイのお月様」を少しだけ2人で演奏したのだが、あのゾクゾク感はなかった。

楽屋では2人で充実した会話を楽しんだようである。(コータローのBlog参照:http://www.pci-jpn.com/kotarofuruichi/

コータローにとって至福のBDプレゼントはこの時間だったのかもしれない。

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楽屋へ行くとチャボさんが言う。「佐藤ちゃん。ちらっと聞いたけど女性客が圧倒的に多いんだって?おれ出て行っても大丈夫なのか?コータローだけでいいとかアイツ誰?とか言われんじゃないの?()」「まさか!たぶんすごい歓声が起きますよ!」コータローも声をかぶせる。「大丈夫ですよ。おれのファンならチャボさんのことちゃんとわかってますよ!」

少し早めに来てくれた信ちゃんをチャボさんに紹介する。「30年前から聴いてます!」こちらも緊張気味であった。



開場時間になりBGMを流し始める。今回はコータローが「Mr. Telephone Man」を入れてお洒落な感じがいいというので、それをモチーフに選んでいった。

1.You’re So Good To Me/Curtis Mayfield 2.That’s The Way Of The World/Earth Wind & Fire 3.I’ve Never Know Love LikeThis Before/Camelle Hinds 4.That Old Song/Ray Parker Jr. 5.Love Song/RobertLamm 6.Each Time You Play/Ned Doheney 7.Mr. Telephone Man/New Edition 8.PrettyThing/Justin Grennan といった具合だ。



満杯のフロアにオンタイムでオープニングSE、2分ほどして赤黒チェックのポンチョを着たコータローがステージに登場すると大きな拍手と共に「誕生日おめでと〜」の声が飛ぶ。

セットリストは神戸と同じ。違ったのはボツカヴァーのONE LIFEを1回しか歌わなかったこととチャボさんとの部分だけであったが、神戸のリラックスムードとは変わり、高揚した気分が伝わるハイテンションのステージとなった。

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もちろんこの日もダブルアンコール。ステージ上の本人は気づいていなかったようだが、途中でなかなか大きな地震があり、これ以上揺れたら音を下げて中断しなくちゃと一瞬思うが、すぐに収まったので良かった。事故でもあったらここにいる全員の今夜が台無しになる。



それにしてもチャボさんのエンターテイナーぶりは本当に爽快だった。あのパフォーマンスと存在感を目の前にしたら、間違いなくハートを射抜かれてしまう。2人のギターバトルの音を出しながら、どこか意識が遠くに行く感覚になった。

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盟友ともいえるコータローと憧れのギターヒーローであるチャボさん、2人が並んでギターをかき鳴らす風景に心を揺さぶられる。

ようやくこんな機会が巡ってきてよかったなぁという感動と、真っ向勝負で生きていくことはラッキーを手にする最大の手段なのだと教えられたような気がして、目頭が熱くなった。本当に夢のような時間だった。



コータローの神戸・代々木での堂々たるステージングは、もうすでにロックギタリストによる弾き語りという部類ではなく、純然たるシンガーソングライター&ギタリストという佇まいが確立されていて、ツアーから半年、また彼は進化していたのである。さすがだ。

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友人や関係者20人ほどでの打ち上げは、コータローの「ほんとに今夜は幸せです。ありがとう!」という乾杯の音頭ではじまった。誰もがご機嫌な表情で、ビールやワインの瓶が次々と空いてゆく。

途中、ファン有志の方々からいただいたBDケーキを、ミラーボール&BDソングのSEに合わせて浅田信ちゃんがテーブルまで運ぶ。このサプライズに驚いたような照れくさそうな顔でろうそくを吹き消すコータローだった。大成功!盛り上がった。

(本来このBDケーキはライヴのアンコール前にステージに出そうとスタンバイしていたのだが、チャボさんのサプライズバースデーソングがあったため、本番で出すと逆に打ち消しあっちゃうなと判断したのだった。有志の皆さん、ごめんなさい!)

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深い時間になり一人また一人と人数が減り、そろそろお開きにしようかとなったのだが、今夜の余韻にまだ浸っていたいのか、なかなか帰ろうとしない。僕も時間が許されるならそうしたかったが、そうもいかない。大量のプレゼントをブクロ方面の人で手分けして持ちタクシーへ乗り込んだ。

こうして古市コータロー51回目のバースデーは終わったのである。




駅でタクシーを降り少し歩いてホテルへと戻る。繁華街を抜けると人通りはまばらだ。

コンビニで酔い醒ましのミネラルウォーターを買い外へ出る。若いカップルが今にもキスしそうなほど顔を近づけ「ねぇ、マジで?夢じゃないよね?」と女のほうが声を発した。


僕は「きっと夢のような本当の話だよ。」と心の中でつぶやき、また歩き出す。



P.S.

物販などお手伝いしてくれたCこ、Rちゃん、Yちゃん、撮影のしばえり、

信ちゃん、せきさん、南出くん他VARITスタッフの皆さん、マティ他ZtZスタッフの方々、

チャボさんと事務所のEさん、Fさん、スーパーローディーまさみさん、ワンダーガール松本社長、

各関係者と友人の皆さん、集まってくれた多くのオーディエンスの皆さん、

参加できなかったけど応援してくれた皆さんにも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして何と言っても、古市コータローに最大級の感謝と賛辞を。


また会える日まで。



古市コータロー 51st Birthday AcousticLive – MY RULE – Set List

01. いつかきっと

02. モノクロームガール

03. SlideAway

04. Don’tCry

05. 青い風のバラード

06. Oh!My Dear

07. あてのない影

08. 涙はいつも遠くに光る

09. ごめんよリサ

10. 本牧ブルース(カヴァー)

11. 時は流れて(カヴァー)

12. 時の過ぎゆくままに(カヴァー)

13. EverydayEverynight

14. のらりくらり

15. それだけ(東京公演 w/仲井戸麗市)

(チャンスは今夜*東京公演のみ w/仲井戸麗市)

16. BabyMoon

17. MountainTop

18. Heartbreaker

19. 奇跡は2人の夜に

【アンコール】

おさらば(カヴァー)

君がいたら

Nothing or Something(ダブルアンコール)




by higehiro415 | 2015-06-03 10:15 | レポ

DJパーティー報告


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昨日(4/27)仙台のbar famで開催したDJパーティー、月曜だというのに店内が酸欠気味になるほど多くのお客さんが集まってくれ、とても楽しい一夜になった。ゲストに迎えたDJ3人(浅田信一、古市コータロー、奥野真哉)の人気の高さには本当に恐れ入る。


グルーヴ・カウンシル3周年企画と銘打ったものの実はそれはひとつのこじつけに過ぎず、最近仙台でこういうイベントを打ててないなぁ〜という思いが一番だった。

自分が地方で暮らしている以上、何かここでしか出来ないことで皆が元気になったり地元を誇れたり、東京や関西などの人が仙台(そして東北)を好きになるきっかけを作りたいという気持ちは強い。


もうひとつは、次の世代に何かを伝えていかなくてはならない年齢になったということもある。

音楽の素晴らしさ、かっこいい大人の生き様と立ち振る舞い、そして人生の楽しみ方みたいなものを伝えられたら(共有できたら)いいなと単純に思うのだ。

今回はそんな意味からも最高のメンツ(ゲストDJだけでなくホストDJ、スタッフも含めて)が喜んで参加してくれ、とても嬉しかったし感謝している。


見方によっては仲良しが集まってのお遊びと言えるのかもしれないが、そこにまた奇跡的なバランスと面白さと幸福感があったと感じるし、それぞれ音楽のプロフェッショナルがスピンする名曲の数々を、飲みながら笑いながら踊りながら楽しむなんて、なんて贅沢な遊びだとも思うのだ。ハートが豊かになるに決まっているではないか。


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信ちゃんは90年代のロックを中心にポップなものと渋めのものを織り交ぜ、PCDJソフトを彼らしいセンス抜群の遊び技で操りながら大いに盛り上げてくれた。場の空気を読み選曲していくプデュース感覚はさすが。

この日のためだけにスケジュールを空け来てくれたのだが、当日昼間と翌日(今日)は僕とあちらこちらへ行き、ようやく仙台の地理にもちょっとだけ詳しくなってきたようだ()



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奥ちゃんはアラバキ〜東京ライヴ〜仙台へ舞い戻りDJと相変わらずのタフぶり。変幻自在にルーツミュージックから大ネタまでをPCで回しながら、フレーズオフのコール&レスポンスやカットインMCというディスコ時代の定番技を駆使、さらには漫談のようなトークで天晴のパフォーマンスを展開してくれた。
今日「東京に戻りました。昨日は酔っちゃっててゴメン。でも楽しかった!」とメールがきたのを付け加えておこう()


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コータローはRensaでの荒吐後夜祭にThe King All Starsでの出演後、汗も乾かぬうちに会場へと駆けつけてくれた。若大将との打上げに行かねばならず1時間弱の出演だったが、パンキッシュで骨太な選曲でフロアを熱く盛り上げるさすがの存在感。

アラバキもあったしだいぶ疲れているだろうに、向こうの打上げが終わると「そっち打上げ中?」と電話がきて合流してくれ「50代になると、いろいろ淘汰されるからね。」という深い名言を吐いた。



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僕とともにホストDJをやってくれた前沢は、41歳?なのに最年少()という立場もあり気をつかわせてしまったが、リミックスもののソウルやおしゃれなロックなどセンスいい選曲。20年前からこの男のセンスの良さは相変わらずだ。


スタッフをやってくれた富岡浩美ちゃん、滋賀からのチャーコ、神戸の咲ちゃん、いつもありがとう。

そしてまったく知らないうちに無許可で()製造されいつの間にか着られていたオリジナルTシャツとお祝いのケーキなど、サプライズを演出してくれた有志・スタッフ・出演者のみんな、あんたら役者やのぉ。びっくりしてキョドってしまったではないか。

でも本当にありがとう。

いろいろ融通を利かせてくれた店長のシンシン、ヘルプのK沼くんもサンキュー。


なんだか逆にこっちが元気づけられてしまい恐縮です。

それでもこのイベントは余計なストレスがまったく無く底抜けに楽しかったのは事実で、そのハッピーな波動が皆さんにも伝わっていればいいなぁ〜と思う。

「グッドミュージック」そして「マブダチ」は、やはり最強なのだ。


そして遠くから近くから都合をつけて集まってくれた皆さま、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、僕らは音楽を信じ全うしようという使命感と明日への活力が湧くのです。


昨日の締めMCでは冗談めかして言ったが、あれは本音。

信ちゃん、コータロー、奥ちゃんを今後も応援してあげて欲しい。本当に素晴らしいミュージシャンは、もっともっと評価されるべきだと思うから。


そんなわけで、言葉では表せない昨夜の状況は以下の写真で推測・反芻して下さい。

(写真を提供してくれた方々、サンクス!他にもいい画像持ってる方、下さい!)

不良中年どものイカした姿が満載です()

頑張って生きてると、こんな楽しい経験が出来るので悪くない。

あ、アラバキ大トリのレポはまた後日。


with great largest of thanks.



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by higehiro415 | 2015-04-29 00:16 | レポ