佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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伝説の夜!をスローガンに、約半年に渡って準備してきたプレミアムライヴイベント『KEEP ON GROOVIN’Vol.2』が、お陰様で盛況のうちに終了した。

自分の企画なので始めから終わりまで当然わかっているわけで詳細なレヴューを書いたほうがいいのかもしれないが、あの貴重なライヴと雰囲気を味わった今、いくら言葉を絞り出しても巧く伝えきれない。
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あの日はみんなが口々に「今日はヒロさん祭りだね」と言ってくれたが、僕はただ企画を考え主催しただけで、大切なのはあの場にいた出演者・スタッフ・オーディエンスの全員が純粋なる音楽ファンだったということで「素敵音楽祭り」とか「みんなの祭り」とか呼んだほうが的確だろう。とにかくそんなKeep On Groovin’な夜だった。

各出演者全員が予想を遥かに上回る心にズシリと迫るライヴパフォーマンスを披露してくれたし、多くのお客様がオープニングアクトからイベントエンディングまでしっかり見届けてくれた。本当に感謝である。

世の中には十人十色の沢山の音楽や人生がある。
様々な想いを胸に企画したイベントではあるが、素晴らしいミュージックを奏でる人がそこにいて、それを聴いた人が笑顔や勇気や元気を受け取ってくれればいいなというのが、僕の最大の願いであった。

それが音楽の持つ本来のパワーだし良さだと思っているからだ。
そう考えたとき今回の出演者は彼らしかいないと迷いはなかった。

バンドの選定については、東北では見る機会が少ないアーティスト達で仕事を超えた仲間であり音楽センスが抜群なのは事実だが、例えばブログやマスコミを通じて言葉としてエネルギーを発信したりするよりも、それほど饒舌ではないが自分の信じる音楽で人生というか世の中というか、何か大きなものに真っ向勝負を挑んでいる連中だというのがポイントだった。

だからこそ偽善臭くないリアリティーがあるし、子供騙しでない爽やかな説得力がある。
イベントの主旨や震災のことに一切触れずに、想いのずべてをただただ音楽に乗せて届けてくれたことも個人的にはよかった。

そんな欲や垢にまみれていない純然たる音楽だからこそ、特にアマチュアミュージシャンや音楽関係者にも沢山見て欲しかったし、出演者を知らなくても見に来るぐらいのことがあれば仙台のシーンも何か変わると思ったが、そう甘くはなかった。

日程の設定(このメンツあの場所でスケジュールが合うのは年内あの日しかなかったのだ)は仕方ないにせよ、集客に関しては完全に僕の力不足で動員目標に届かなかったことは大いに反省している。

まぁこれ以上書くと話しが終わらなくなってしまう(笑)ので、ここからは当日の写真を出来る限り掲載してみる。

掲載写真はイベントを気に掛け客として茨城から車を飛ばして来てくれた日吉くん(以前は某ミュージシャンのスタッフで現在は整体師)に、記録用にと撮ってもらったものからの抜粋である。
(たい!ありがと〜)

体感した方は思い出したり、来られなかった方は想像したりしてもらえれば幸いだ。

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物販回りを手伝ってくれたのはBeet Room Studioの代表で、本業はレコーディングエンジニアのナイスガイ・小出くん。
彼が録音技術の講師をしている専門学校の生徒とOGを引き連れて来てくれた。右はWonder Girl松本社長。

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いよいよ開場。マカナでやりたかったのはライヴフロアとは別にこのバーフロアがあることも理由のひとつだ。

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PA席からの眺め。客入れBGMは予告通り今宵CDRから。

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オープニングアクトstart。まずは堀下さゆり。

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独特のファニーボイスとポップなメロディー。

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「グッバイレイニーデイ」「この街に咲く花のように」さすがデビュー10周年の実力とクオリティー。

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次のTheシミー(from The黄昏カラアズ)を呼び込む。

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矢野顕子&忌野清志郎の「ひとつだけ」をサプライズデュエット。沁みた!

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そしてシミーにバトンタッチ。
オープニングアクト3組はひとつのコーナーとして転換無しのリレー方式で演出してみた。

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「わたしのロッケンロール」「Goodmorning Goodnight」普段はバンドなので足がすくんでいたそうだ。

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それでも開き直りのパフォーマンス。さすがピースフル野郎。

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呼ばれて登場は幹miki。最近ハマってるというThe Whoの「See Me Feel Me」をワンフレーズ歌いシミーからバトンタッチ。

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新曲「まだ鳥かごのなか」そして昨年浅田信一氏にアレンジプロデュースをお願いした「表現者」
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この日はいつものサポートメンバーMiujiのパーカッションと共に。相変わらずの澄んだ歌声が響く。

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ここでセットチェンジ。ミキシングコンソールもリハ時のメモリーをRecall。デジタル卓はこういう時には便利だ。
PA席の隣では信ちゃんが厳しくも暖かい眼差しでオープニングアクト3組を見守っていた。

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そしてThe Ma'am仙台初登場!

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森山公一、国分広年、サポートでDr:スガノ綱吉、Pedal Steel:尾崎博志の編成。

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4人が織りなす極上のカントリーミュージック。ジャンルを超えて楽しめるポップさも魅力。
MCも関西ノリで爆笑。

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そしてやはり森山公一のボーカルの素晴らしさが際立つ。
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「代書屋2010」「コレ」「Crazy Arms」「ハケン」「Always」「Race Is On」「ミセスカントリー」

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オリジナルにカントリースタンダードも交え35分のステージ終了。
こういう音楽を多くの人に聴いてもらえたのもひとつの収穫。
ありがとう森山!

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思わず僕もHappyになる。
マームではナチュラルで暖かい音作りを心掛けたつもり。

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続いての登場は浅田信一。バンドでは本当に久しぶり(8年ぶり?)の来仙となった。
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メンバーはGt鈴木達也、Ba小島剛広、Dr古沢"cozi"岳之というお馴染みのメンツ。
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合う度に全員から「仙台行きたい!」と言われていたので良かった。

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SMILEファンにはたまらない2ショット。

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「CHERRY BLOSSOMS」「春のうた」「無常の世界」「宵待ち」「DRIVE」「深夜バス」

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この人、浅田信一のボーカルも今風に言えば、神!
フロントマンとしての彼を今の仙台で観てもらうことは意義がある。

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音作りに僕の耳と指先も集中。キーボードはっちゃんがいなかったので、いつもよりロックでストレートなエッジの効いた音を出したつもり。
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よりシンプルでダイナミックな演奏にオーディエンスも熱狂。
仙台でのソロワンマンだって久しぶりだったのだ。
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ふたつ返事でイベント出演を快諾してくれてサンキュー!信ちゃん。


そしてついにトリ。初の遠征ライヴとなるコータロー&ザ・ビザールメンが登場。
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ノンエフェクターで弾き方だけで音色を操るので、とにかく各楽器のバランスと音の太さを重視した音作りで臨む。

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TEISCOの楽器を積み機材車でやってきてくれた昭和な4人にフロアは騒然。
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メンバーは、コータロービザール、ひさしビザール、キタビザール、モビービザール。リハで確信したがイメージとは裏腹にかなり真剣に演奏している(笑)。
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強烈な個性が徐々にフロアに浸透してくる。

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大人気Podcast番組「池袋交差点24時」そのまんまのMCも炸裂。

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ノンエフェクターでここまで幅広い音を出す若旦那に驚愕。
そしてさすが元ベーシストのひさしビザール、Pマッカートニーみたいな音。
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メンバーも心底楽しそう。これを観て楽しめないオーディエンスなどいないだろう。

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「ブラックサンドビーチ」「金髪のジェニー」「5×5午後しか逢えない彼女」「かわいいなフィリピーナ」
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「引越しするなら」「伊達直人」「東京湾オンリーワン」「テスコの部屋」「Red Monkey」「夜空の星」

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インストからGS的ボーカルナンバーまで全10曲のあと、アンコールに応え再登場し「イカリング」で終了。
さすがの圧倒的な存在感とヴィンテージサウンドに酔いしれた。
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リリースタイミングとはいえ初の地方巡業を決断してくれたコータローと加藤クンに感謝。

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ここで僕はコンソール(PA卓)の設定を密かにチェンジ。
エンディングはサプライズのカヴァーセッション。
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森山と信ちゃんが呼び込まれる。
加藤クンの「一緒に行こうぜCome Together!」という掛け声に合わせMobyがカウントをとる。
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カヴァーセッションはビートルズのカム・トゥゲザーだ。
加藤クンが気合いを込めてあのイントロのベースフレーズを弾き、Mobyがタム回しでドコトドコトドコトドンと叩く。
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1ヶ月前の代々木でアナモンの打上げ時にコータローに相談した。
ヒ「仙台のイベントでさ、せっかくだからセッションやれないかなぁ?」
コ「なるほどねぇ。どんな曲やればいいかね」
ヒ「ずっと考えてたんだけどCome Togetherはどうかな。ビザメンをバックに稀代のボーカリストである加藤クンと森山と信ちゃんがビートルズのあの曲を歌う。想像しただけでカッコよくない?」
コ「ほほぉ、いいねぇ。それだったらバンドで演れそうだし。メンバーに相談してみるよ」
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リハの時は不在の信ちゃんと森山の代わりに加藤クンがボーカルをとり演奏のチェックをしてくれた。これはこれで貴重だったしちゃんと練習してきてくれたのが嬉しかった。
リハ終了間際にフロアに戻って来た2人が「加藤さんも歌って下さいよ」と言ったが「おれ今日はベーシストだからさ」と後輩2人に華を譲った。
信ちゃんと森山が1コーラスずつ交互に歌った。もちろんコータローのギターソロもあり、エンディングのリフレインは客席も歌う。
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ラストは加藤クンのシャウトだ。
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こうして史上初めてでおそらく最後になるであろう組み合わせの、夢のようなライブイベントは終わりを告げた。
開演から約3時間半、本当にあっという間であった。
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洒落てて音も良くて各出演者のファンが他の出演アーティストの音楽も楽しめるイベント、さらにはどの出演者のファンでなくとも来れば楽しめるイベント、会場に足を踏み入れてから外に出るまでトータルで心の底から楽しめるものになればいいなと思っていた。
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帰り道に「音楽っていいなぁ。今夜は楽しかったなぁ〜」と感じてもらえれてれいば、何よりも嬉しいし開催した甲斐もあるってもんだ。

出演者も含めてあの会場にいた全ての人、会場にはいなかったけれど協力や応援してくれた人、そんな心ある音楽ファンに敬意を表するのみである。
本当にありがとうございました!
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最後に打上げ時のスナップを特別に何枚か。その時の台詞と共に。
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かんぱ〜い!
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めっさ楽しかったっす〜!by森山
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今日はオープニングアクトも良かった!ホント刺激受けたよ〜。あっ今さらながらヒロさんのPAも。だっていつもはステージだから聴けないんだもん。by浅田(初めて褒められたw)
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森山とマジメに話す真正面のModsオジサンは舞台監督をお願いした山品さん(ザ・ブーム等も手掛ける職人)山品カントクのお陰でオンタイムでスムーズにステージが進行出来たのです!感謝。
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ギタリスト談義?
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マームのBa国分くんはなんと沖縄から参戦!
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シミーに説教する信ちゃん(嘘)計算のないパフォーマンスがしびれたよ!と激励。
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収支も含め大変だっただろうけどさ、仙台という場所でこのイベントやったってのは地方都市の今後の音楽のあり方において非常に意味のあることだと思うよ。あとなんつってもグルーヴ・カウンシルの未来への大きな一歩になったはずだからさ、続けてよ!byコータロー
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最後にみんなでパチリ。

そしてこのあとこの半数ほどの呑んだくれミュージシャンは、国分町の昭和歌謡酒場に消えたのであった。


果たしてこの夜は伝説になったのだろうか?
きっとそれは、これからの時間が証明してくれるに違いない。

all you need is love !
by higehiro415 | 2012-10-06 12:22 | 音楽 | Comments(13)

通販のお知らせ

9.28の物販グッズ、数に限りがありますがご希望の方に通販します。

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KEEP ON GROOVIN' オリジナルTシャツ
¥2800
サイズ:XS/S/M/L(通常のメンズサイズです)


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イベント記念ポストカード&GROOVE COUNCILステッカー
¥200


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この日のBGMでも使用した『今宵CDR Special』アナログEdit
¥800/20曲入り

01. The Ghetto '74 / LEROY HUTSON
02. Love Makes You Human / FOUR TOPS
03. Listen To The Music / THE DOOBIE BROTHERS
04. Rainbow In Your Eyes / AL JARREAU
05. Mr. Telephone Man / NEW EDITION
06. All You Need Is Love / THE BEATLES
07. If You Were There / THE ISLEY BROTHERS
08. It Ain't Over 'Till It Over / LENNY KRAVITZ
09. Why Did You Do It / STRETCH
10. Uh-Huh Oh-Yeh / PAUL WELLER
11. Can't Stand Losing You / THE POLICE
12. Stay With Me / FACES
13. Dance / THE ROLLING STONES
14. Don't Stop 'Till You Get Enough / MICHAEL JACKSON
15. Favourite Shirts / HAIRCUT ONE HUNDRED
16. Hooked On A Feeling / BLUE SWEDE
17. Crosstown Traffic / JIMI HENDRIX
18. Funky Nassau / THE BEGINING OF THE END
19. Looking For A Fox / CLARENCE CARTER
20. Nothing From Nothing / BILLY PRESTON


そして3/9のアナモンin仙台オリジナルピックセットも少々あります!
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¥600


お陰様でオリジナルコルクコースターは完売しました。


上記通販ご希望の方は、品名と数量を下記までメール下さい。
こちらから確認と詳細の返信をいたします。
groovecouncil@gmail.com


それでは皆さま、穏やかな秋の日々をお過ごし下さいね。

GROOVE COUNCIL
Hiro Sato
by higehiro415 | 2012-10-03 09:36 | 告知 | Comments(2)