佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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予告通り、5/5にライヴイベントを企画したので、お知らせです。
今回はこれまでに企画してきたものとはちょっと違う趣向で、僕自身もとても楽しみにしています。

日常を切り取った等身大の歌が魅力の、個性あふれる4アーティストによるカフェでの弾き語りライヴ。
内容と音響は保証します!

GWの予定がまだ決まっていないという方は、ぜひ足をお運び下さい!!
決まってはいたけど予定変更…の方も大歓迎です!(笑)

【タイトル】
GROOVE COUNCIL 3周年企画第1弾
『退屈から抜け出すための4つの方法』

【日時】
2014年5月5日(月・祝)
16:30 open / 17:00 start

【会場】
ノーバルサロン Jazz Me Blues noLa(ジャズ・ミー・ブルース・ノラ)
※仙台市青葉区錦町1-5-1ノーバルビル1F ☎022-398-6088

【料金】
前売¥2,500(1ドリンク付)
当日¥3,000(1ドリンク付)

【出演】
堀下さゆり
西山小雨
竹友あつき
(from東京)
がく亜り(オープニングアクト)

【定員】
50名限定(イス有・全席自由)

★チケットは3/29(土) 9:00〜予約受付開始。※定員に達し次第終了となります。
希望枚数・住所・氏名・電話番号を明記の上、下記までメールにてお申込み下さい。
groovecouncil@gmail.com 「5/5予約係」

お申込み後3日以内に詳細をご連絡しますので、迷惑メールフィルターなど設定の方は、上記メールが受信出来ますよう設定の変更をお願いします。
プレイガイド販売はありません。メール予約のみでのご対応になります。

企画制作:グルーヴ・カウンシル


それでは出演者を簡単に紹介しましょう。

堀下さゆり
2005年、NHKみんなのうたで放映され大きな話題を呼んだ「カゼノトオリミチ」でメジャーデビュー。その後CDリリースやライヴツアーのほか、ラジオパーソナリティーや楽曲提供、CMソングなど多彩な活動を展開。
温かみのあるファニーボイス、人の心の繊細な部分を描き出す歌詞、そして耳馴染みのいいポップなメロディーは女性を中心に幅広い世代に支持され、多くの同業ミュージシャンからの人気も厚い。
2011年の東日本大震災以降は、地元である東北地方(福島県相馬市出身)に拠点を移し、様々な形で復興支援やボランティア活動を行いながら、マイペースに自然体の音楽を全国に発信中。
昨秋第一子を出産し、あらたなステップに期待がかかる。
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西山小雨
人気インディーズバンド、雨先案内人のキーボードとしてCDリリースやライヴで活躍。
今年から新たにソロでの活動をスタートさせ、生まれたての歌を連れて、仙台や東京を中心にライヴ活動を展開中。
ピアノやウクレレで気ままに日々の思いを歌に乗せる、独特なポップセンスを持つキュートなシンガーソングライター。
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竹友あつき(from東京)
来月メジャーデビューする17歳の優等劣等生シンガーソングライター。
ポップなメロディーと等身大の感情を描き出す歌詞は、同世代だけでなく大人の心にも響く普遍性を感じさせてくれる。
大人びたセンスを感じさせるギタープレイも含めて、新世代を担う大物登場か!?
4/12仙台パークスクエアに続き早くも2度目の来仙決定。
(ユニバーサルミュージック/プロデュース:浅田信一)
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がく亜り(オープニングアクト)
路上ライヴからライヴハウスへ。個性的な歌とキャラクターで、じわじわと注目を集めつつある仙台の女子高生シンガーソングライター。
ストレートな歌詞を感情豊かに表現するパフォーマンスも魅力。
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そんなわけで独立3周年企画の第1弾、どうか温かく見守って下さい。
よろしくお願いします。
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by higehiro415 | 2014-03-28 20:16 | 告知

全力中年(笑)

久しぶりの更新になってしまった。
バタバタしていたということもあるが、なんかその都度うまく言葉がまとめられないまま、出来事が過ぎ去ってしまったというのが本当のところだ。

僕が住む仙台はまだまだ寒い日が多いものの、天気の悪い日に空から落ちてくるのは雪ではなく雨になったことが、春ももうすぐそこまで来ているのだと知らせてくれる。
桜の季節が待ち遠しい。早く春ものの服を着て散歩でもしたいなぁ。
(なんて書いたら雪が舞ってきた)

先週の3.11は、3年前の震災で大きな被害を受けた仙台市の荒浜地区で、地元の方々が集まり復興と街づくりを支援するHOPE FOR project 2014というイベントに音響のお手伝いに行ってきた。
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それぞれの想いを込めて風船を空にリリースする慰霊と希望の催しのあと、津波で廃校となってしまった小学校の校庭で音楽祭が開催されたのだ。
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この日は青空が広がっていたが、風が強かった。主催のT君に「飛ばされると危ないのでPA機材は後ろの教室の中に設置してもらってもいいですか?」と言われる。
泥や瓦礫は片付けられているものの天井は剥がれ窓枠は歪んでいて、津波の痕跡がはっきりと残っている。不謹慎だがちょっと怖い気もした。
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何よりステージとなる場所の真後ろだったので、音が聴こえないということもあり、返答に少し迷う。いつもならやはり音が聴こえる外の場所にミキサーなどを置かせてもらったことだろう。
しかし懸命に準備している主催側に面倒な心配をさせたくなかったし、出演者に知っている顔がいて音が想像出来たこと、そしてこの日こういう場所に身を置く意味を考えて指定の教室にPA席をセットすることにした。

会場入りしたアイゴン(會田茂一氏)が開口一番に「この前、加藤クンに呼び出されて参加してきましたよ(笑)」と言う。あ〜、あれね。まだ正式発表前らしいので、何かはお楽しみに。
(なんて書いたらYouTubeにアップされた!)



日が暮れ始めたころ、會田茂一、恒岡章(Hi-STANDARD)、HUNGER(GAGLE)、佐藤那美(ここ荒浜小の卒業生)の4人が音を奏でた。
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アイゴンが荒浜に何度も足を運び曲まで作ったことは昨年のカフェライヴの時に聞いていたが、この場で演奏されるとやはり違った響きがする。
出番前に、ここでラップってどうなんですかねぇ?と言っていたHUNGERのライムとパフォーマンスも胸を打つ。
静かに、しかし熱く、その音のうねりは荒浜の波の揺らぎとも共鳴し、夜空に溶けていく。

僕もあの日津波で星になってしまったバンドメンバーや、この1月にまだ19歳という若さで自らの命を断った生徒のことなどに想いを馳せた。
PA席として陣取った教室だが、音楽が始まるとステージとなった校庭同様とても穏やかな空気になった気がした。そんな素敵なイベントだった。想いは届くのだ。
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あれから3年。たかが3年とも思うし、されど3年とも思う。
確かに瓦礫は取り除かれてはいるものの、心に負った傷の回復、加速する現地での温度差、いまだ20万人を超える避難生活をしている方々、特に福島など問題が終息していないのに先走る国家。
憂えることがまだまだあるのも事実だが、必死に走り続けていられる自分がいるのも事実だ。

それでも3年前に痛感した「いつどうなるかわからない」という危機感はいつも僕の胸を締め付けるし、いまこうやっていられること、仕事やプライベートで支えてくれている人に感謝するほかはないのである。
立ち止まって休むことも大事なのだろうが、必要とされているうちは今やることがあるということ。だからもう少し走ってみよう。


話が前後するが1月の浅田信一ソロツアーが終わってからは、怒濤のようにレコーディング作業が押し寄せてきた。
昨年末からやっているKUDANZのミニアルバム。オーバーダビングを終えいま僕のミックス作業に入っていて、4月頭には完パケできそうだ。
彼の才能は半端なく、非常に繊細ながらもダイナミズムに溢れた傑作になるだろう。
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それと震災に関連したものが3件。
まず仙台のポップスユニットTae-chuの配信限定シングル「かくれんぼ」。
これは等身大の今が綴られた切なくも前向きな歌で、知り合いのストリングス奏者に演奏を手伝ってもらい録音した。
すでに3.11からiTunesストアでリリースされている。売上げは被災した子供たちのために寄付されるので、気になった方はぜひ。
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そして中村マサトシ君(The Youth)のチャリティー企画シングル。歌の力を存分に見せつける、胸を打つ名バラードだ。これは近々リリースされるはずである。
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もう1件は堀下さゆり嬢と小学校とのコラボシングル。彼女の地元相馬市にある小学校から「震災から3年。風化させないためにも、もうひとつの校歌を作りたい。」との依頼で、子供たちが歌詞を書き堀下が曲を書き上げたもの。
リズムトラックは仙台の仲間に演奏を手伝ってもらい、先日その小学校で子供たち全員の歌を録ってきた。
いまミックスを7割終え、なんとか今週中には仕上げたい。
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先日開催された「ごはん屋までい presents 大人の音楽講座」もとても楽しかった。
いつもの授業とは違い、これまで音楽を聴いてきた大人の方に向けてということで、準備に何日も時間をかけ挑んだが、あっという間に終わってしまった。
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もともとトークは苦手なので緊張したが、60年代の英国音楽だけではなくイギリス文化の話や、本業である音の話も交えて約2時間、少しは自分らしいネタを提供できたような気がする。
アフターパーティーでは、作り方をアドバイスしていた本場イギリス仕込みのフィッシュ&チップスを自分で作るというハプニング。まぁライヴ感があってよかったけど、久しぶりに作ったから、実はリベンジしたい(笑)。
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参加してくれた方はどうだったのだろうか?楽しんでくれていれば嬉しいなぁ。
こんな自分を東京まで呼んでくれた「までい」さん、ありがとう!


その間に堀下ちゃんの営業ライヴで大阪や郡山や大宮に行き、東京でのアナモンひな祭りライヴもあった。
まぁこんな感じで3月も半ばになってしまったわけだが、最近は今後の自分に不安だらけだ。昨年からとても充実した仕事をさせてもらっていて、今年もありがたいことに12月までいくつか重大な任務も舞い込んできている。

なんか今がピークのような気がして、こんないい感じがずっと続くわけないよなぁ〜などと弱気になったりする。
商売道具の耳だっていつ悪くなるかわからないし、つい先日も仲のいい後輩が脳梗塞で倒れるということがあったから、なおさらなのである。

もうすぐ51歳になるのだから避けられない不安ではあるのだが、良いことも悪いこともすべてひっくるめて受け入れられるような、そんな器の大きな人間になりたいものだと強く思う今日この頃なのである。
自分のためではなく誰かのために頑張れるというのは、とても幸せなことだと噛みしめつつ。
by higehiro415 | 2014-03-20 13:21 | 日記