佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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日々は慌ただしく過ぎてゆく。
梅雨入りしたなぁ〜、ジメジメして嫌だなぁ〜などと思っていたら、あっという間に夏本番になってしまった。すごいスピード感である。
こういう時こそ小さいことが忙殺されないように、丁寧な気持ちで毎日を過ごさなければと感じたりもする。

ちょっと報告が遅くなってしまったが、6月末〜7月頭にかけて山口洋(HEATWAVE)×仲井戸CHABO麗市〜My Life Is My MessageツアーにPAで参加させてもらい、函館・弘前・相馬を旅してきた。
日本を代表する2人のミュージシャンの音作りは、やはり気を遣うし難しいのだが、彼らの少しも手を抜かない全身全霊のプレイ、そして優しさや信頼関係にも助けられ、なんとか満足いく形で終わることができた。
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PAのことだけではなくミュージシャンの役割について、各地主催者の熱意、イベント運営のスタッフワーク、お客様への配慮など、いろいろと勉強になり発見がある現場に関われたこと、とても幸せなことだと痛感している。
同時にまだまだ腕と人間力を磨かねばならないと思うツアーでもあった。
ライヴについては山口洋のブログ http://no-regrets.jp/wordpress/ を是非。


7/20に宮城県大河原えずこホールで開催された「アン・サリー×畠山美由紀 ふたりのルーツショー」も印象的だった。

イベント名の通り2人のルーツになった曲を交えながら構成されたステージは、それぞれのオリジナルの他、ジョニ・ミッチェル、カーペンターズ、アル・クーパーから日本のフォーク、歌謡曲、そして演歌まで非常に振り幅が広いにも関わらず、どの曲も彼女たちの持ち歌と錯覚してしまうような個性に満ち溢れていて聴き惚れてしまった。
歌が上手いのはもちろんだが、その圧倒的な表現力とリズム感は、2人がJ-POPシーンで高く評価されている理由なのではないだろうか。

バックバンドの編成は、ガットギターに加えフレットレスベースとクラリネットという繊細な楽器ばかりだったので音作りは大変だったが、とてつもなく素晴らしい演奏と歌を上手く客席に響かせることが出来たような気がする。
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そしてなんといってもP事件である。畠山美由紀ちゃんとは自分でも不思議なほどニアミスばかりでこの日が初仕事だったのだが、朝イチのマネージャーAさんとのやりとりで一気に身近になってしまった。
A「おはようございます。今日はよろしくお願いします。畠山のマネージャーのAです。」
ひ「こちらこそ!ご一緒できるの楽しみにしてました。ところでこの前畠山さんのラジオ番組にコレクターズの2人出ましたよね?」
A「はい。確かに。加藤さんとコータローさんに出演いただいて生演奏までしていただきましたよ。私も畠山もP(インターネットラジオ池袋交差点24時のリスナー)なので感動しました。え?でもよくご存知で。お二人とお知り合いですか?」
ひ「知り合いというか、東北地区のPAも担当してますしもう20年以上の付き合いですよ。」
A「へぇ〜!じゃ5月の北上も?」
ひ「もちろんPAもやってましたが、あれはコータローと一緒に計画もしたというか。」
しばし考えたAさんはハッとした表情になった。
A「え?え〜っ?もしかしてコータローさんのお友達というか、あの北上の経緯をブログに書いた佐藤さんって、今目の前にいる佐藤さん?」
ひ「あら、読まれてたんですね。僕のブログです。」
A「うっそ〜。なんて偶然。というかあの佐藤さんがこの佐藤さん!?きゃ〜っ、握手して下さい(笑)。あのブログ、畠山が見つけて読んで、泣けるからすぐ読むように言われて私も読んだんですよ。畠山が会場入りしたらすぐ報告しなきゃ〜」

本人にはちゃんと会う間もなくセッティング〜リハになり、まずはアン・サリー、そのあと「よろしくお願いします!」というマイク越しの挨拶だけで畠山美由紀が続いた。この日の会場は大ホールだったため、僕のいるPA席とステージはけっこう離れていたためだ。
音の確認をしながらリハが終了すると、Aさんと畠山嬢は客席を走り抜け笑顔でPA席まで飛んできた。
畠山「さっきAから聞きました〜。驚いた〜。あのブログ書いた方と会えるとは!そして今日はPAもなんて感激です〜。私、正真正銘のPなんですよ!(笑)」
こんなことがあり初仕事にも関わらずコミュニケート出来たことが、お互い気持ちよく本番を迎えられた1つの要因にもなった。

Port of notes初期の頃から僕は彼女の歌声を聴いていて、同じ宮城県出身だし共通の知人もいるので、いつか一緒に仕事ができるんじゃないかと昔から思っていたのだが、ようやくその日が来たのである。
そして人との出会いのタイミングの妙ということを考えさせられた。不思議だなぁ。
同時に北上ライヴがこんな形でもドラマを生むなんて、とっても素敵なことだと思う。


コレクターズの話が出たのでついでに。
7/25はコレクターズの仙台インストアイベントだった。トークなのでPAは楽勝なのだが、運転手と打上げセッティング(笑)が主な僕の任務。

この日のイベントについてはライヴのMCでもネタになっているようなので割愛するが、新譜の話をしなくてもトークが面白ければCDも売れるのだ!というフロントマン2人の変な自信になったようではある(笑)。
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ご飯を食べ飲みながらあれこれ話したあと、コータローと締めの支那そばを食べに行った。店はもちろん彼が最近お気に入りのあのディープなラーメン屋。
ここの親方、職人気質というか愛想があるほうではないのだが、この日コレクターズの新譜フライヤーを「親方、これよかったら貼ってもらえない?」と渡すと「この右側の人、そうだよね?」とコータローを指差した。
そういえば前に親方に「よく一緒に来る背の高い人、何かで見たことあるよ。ミュージシャンだよね?」と言われたことがある。

この店にはチラシなどの類いは一切ない。断っているのか怖くて頼めないのかどちらかだろうが、親方が気に入ってくれたThe黄昏カラアズのフライヤーが1枚貼ってあるだけだ。今日のチラシは貼ってくれるだろうか。
僕らが支那そばをすすっていると親方は一息ついたのか携帯をいじっている。食べ終わって会計の時、親方が表情を変えずにボソッと言った。「いまAmazonでこのチラシのCD注文したから。」
たまらなく嬉しかった。
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さて、恒例この先のおすすめライヴということで、自分がPA(音響)等で関わる範囲で恐縮だが、ぜひチェックして欲しいものをまとめてみる。

8/1(金) SENDAI KOFFEE CO.
SAKISHIMA meeting(サキシマ・ミーティング)
*沖縄の至宝ともいえる2人、新良幸人(あらゆきと・石垣島出身)と下地勇(しもじいさむ・宮古島出身)によるユニット。沖縄民謡とポップス、時には洋楽のニュアンスまで縦横無尽に行き来する唯一無二の極上音楽。そのエモーショナルでロマンチックな歌とは裏腹に、沖縄ならではの絶妙な間があるコントのようなMC(笑)も楽しみ。
ちなみに翌日8/2は白石市カフェミルトンで同公演あり。

8/7(木) Sendai CLUB JUNK BOX
カムロバウンス 3rd mini album『sense of color』リリースツアーin仙台
【出演】カムロバウンス(from Tokyo) / 西山小雨 / 大立目朋子 / ケルピー
*各方面から高い評価を受けるカムロバウンスが、ナイスな新譜を引っ提げ2度目の来仙。様々なサポートも行う実力派メンバー5人の感性がぶつかり合い弾ける、叙情的でエモーショナルなバンドサウンドは必聴。
迎え撃つ仙台勢も個性派揃い。先日僕と一緒に音源制作をした西山小雨ちゃんの1stデモCDは、この日も会場で販売予定。シンプルながら素敵な仕上がりになっているので、こちらもよろしく。

8/26(火) LIVE HOUSE Park Square(仙台)
「ギターを持った渡り鳥」(イベント)
【出演】へそ / 三浦雅孝 / Caroco / 月岡彦穂 / 竹友あつき / 浜端ヨウヘイ
*パークスクエア恒例の弾き語りイベントに、この春にメジャーデビューし成長著しい話題の現役高校生シンガーソングライター・竹友あつき(プロデュースは浅田信一)が2度目の登場!新譜リリースを控え更にパワーアップした姿を見せてくれるだろう。

浅田信一 BD LIVE【Do the 45】
8/24(日) Zher the ZOO YOYOGI(東京)Sold Out !
9/21(日) live house PARK SQUARE(仙台)チケット残りわずか!
*2年振りのバースデーライヴ。今年はベース・小島剛広、ドラム・古沢cozi岳之との3ピースバンドでの登場。よりメロディーが浮き立つ編成で、ギタリスト浅田信一もたっぷり楽しめるこれまでとはひと味違うライヴになりそう。もちろん魅惑の歌声もバッチリ堪能してもらえるような音作りを目指します。
GROOVE COUNCIL3周年企画として、BDライヴ異例の仙台公演も実現!

The Collectors TOUR 2014 DA! DA!! DA!!!
8/23(土)新潟、8/30(土)いわき、8/31(日)盛岡、9/27(土)仙台、10/26(日)水戸
*通算20枚目、最高のポップロックアルバム「鳴り止まないラブソング」を引っ提げての全国ツアー。様々な苦難を乗り越え転がり続けるリアルなバンドにしか鳴らせない極上のバンドサウンドとグルーヴは、ここにきて俄然輝きを増している。驚異的だ!
このツアーの上記5公演の音作りを担当させてもらうのだが、今から腕が鳴る。

種ともこ True Love Songs TOUR 2014
9/6〜15札幌・旭川・八戸・盛岡・秋田・新潟・仙台
*経験とセンスに裏打ちされた極上のポップスを奏でる種さんの全国ツアー、北海道・東北地区をお手伝いさせていただく。北海道はすずきゆい、秋田は大木彩乃、仙台は堀下さゆりが出演。

9/23(火・祝)
ごはん屋までいpresents大人の音楽講座Vol.3
*雑談から実現した出張講座、なんとか好評のようで第3回目も開催してもらえることになった。ありがたや〜!今回は季節的なことも考えAORをテーマにする。有名な曲からレアな曲までを聴きながら、AORとはなんぞや?を解説してみたい。
詳細は「ごはん屋までい」さんのtwitterかfacebookをご覧下さい。


そして最後まで読んでくれた方に朗報(笑)
8/5に、とあるツアー企画の発表をします!
Twitter(@higemodern)とFacebook(佐藤ヒロユキ)をチェック!!

ではでは、皆さんも夏バテに負けず元気に夏を越しましょう〜
by higehiro415 | 2014-07-29 17:15 | 音楽 | Comments(5)