12hours
2010年 04月 23日
待ち合わせ場所に雨の中チャリでやってきたM山と、近場の店を探す。
まだ午後3時だったので飲み屋は閉まっていたが、ランチタイムが終わったとおぼしき古びた割烹小料理屋を発見。
庶民派M山の「あっ、ここ良さそうやないすか!」の一声で扉を開ける。
「おばちゃん。今からいい?」
夜の焼き鳥を仕込んでいたおばちゃんは言った。
「ご飯?」
「いや、軽くつまみながら飲みたいんですが…」
仕方ないなぁという表情で「そう…んじゃ、どうぞ」と交渉成立。
店内はかなりの年季だ。味がある。
婆「ビールでいいの?」
髭「うん、お願いします」
婆「アサヒとキリンとサッポロどれ?」
M「んじゃ、サッポロやな!」
婆「ありゃ?無いや。スーパーでもいい?」
髭・M「ん?スーパー?」
冷蔵庫を覗き込むとアサヒSuper Dlyだった。
それを言うならドライだろ!と2人で爆笑。
つまみは、あまりにメニューが多くしかも汚い手書きで書いてあるので読みづらい。
選ぶのが面倒な2人、おばちゃんオススメの煮込みとマンボウ刺し(どちらも美味!)を肴に飲み始めた。
会うのは2月の浅森坂ライヴ以来だ。
お互いの近況を語り合う。
そして熱くてマニアックな音楽談義から自分たちが音楽を通して何が出来るのか?などなど。
2人のベクトルが同じだということを再確認し、多いに盛り上がる。
婆「無くなったから何でもいいよね?」「うん、何でもいいっす!」
すでに僕とM山は店に居座り3時間Overで、スーパー(笑)の在庫をすべて飲んでしまったようだった。
7時前には先日までツアーを一緒に回ったTちゃん合流。
再会の抱擁を交わす。相変わらずTちゃんの笑顔はホッとする。
呼び出そうかとTwitterで暇そうにつぶやいていたKタロウに電話。
都合が合わないとのことだったが、P.ウェラー新譜の意見交換で長電話してしまった。
そうこうしているうちに、僕らが飲んでいる情報を聞きつけた友人たちが合流。
先週の僕の誕生日を祝ってくれた。感謝!
「お兄ちゃん、3時から粘った甲斐あったね。みんな集まってくれて。お会計いい?」
結局23時の閉店で追い出されたが、そのまま向かいにあったSoul Barに移動。
気付いた時には3時前。
「お~、12時間も飲んじゃった~。あっという間だ!」by 髭&M山。
解散しホテルへ戻り爆睡。
起きたら部屋のドアが半開きのままだった。さすがに酔っていたようだ。
幸い誰も侵入した形跡は無いので問題なしだ。
寝不足ではあるが二日酔いも無く気持ちはスッキリ。
いい仲間との交流は元気がでる!という証明なのだ。
そんな感じで、これから坂本サトルTrioのライヴ準備に入る。
今日も楽しい夜になりそうだ。
love & good companion.