佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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荒吐という名のParty

ARABAKI ROCK FEST.10

10:20
坂本サトルBandの本番前、PA席に着くところで名前を呼ばれ振り返る。
高校時代の同級生、平間至だった。
彼は今や日本を代表するフォトグラファーである。

SPEED、ミスチルなどジャケット写真は数知れず、ここ数年はTower RecordsのNO MUSIC,NO LIFEを撮り続けている男だ。

昔からバンドでベースを弾いていて、最近は友人たちとCheap Purple(リンドバーグ、aiko、ハウンドドッグ、サトル等でkeyboardを弾いている佐藤達也もメンバーだ)というDeep Purpleのコピーバンドを遊びでやっていて、仙台の大音楽イベントであるJazz Fes.にも2年連続出演。
(何故か僕も前日に電話がきてPAを手伝わされたりしている)

知り合いがいっぱい出演してるので見に来たらしい。
朝イチからご苦労さん。
「どれ、どんなPAの音出すか聞かないとな(ニヤリ)」
プレッシャーかけんなよ!


11:30
無事にサトルの本番を終え、バックステージのケータリングスペースで朝食。
今日のライヴの感想等を語り合い、自由行動へ。

どこかのステージを見に行こうかと思っていると、向こう側から満面の笑みで手を振る男が。
HEAT WAVE・山口洋だった。

彼とはLive at Cafe MiltonというライヴアルバムのPA・録音以来、急接近した。
先月のソロライヴはSMILEツアーと重なりやれなかったので、まずは謝罪。
そして珈琲で今日の再会を乾杯。


12:20
Bad Music総帥、K氏に久しぶりに再会。
まだ売れる前のジュンスカやミスチルで、すごくお世話になった人だ。
まだまだ元気のようで安心した。

12:50
HEAT WAVEに備え津軽ステージに移動。
バンバンバザールを初めて観る。
前に友部正人さんに「めちゃ、いいよ」と聞いていたが、本当に素晴らしい演奏とステージングだ。

14:15
HEAT WAVE、スタート。
PAのバランスをとるために1曲目のイントロは長いセッション。
半端ない数のイベントをくぐり抜けてきた男たちの準備運動のようだ。
メッセージ性のある歌詞がこだまする。
熟練4人の音がぶつかり合ったり混じり合ったり、このバンドの最大の魅力である。

終演後楽屋へ行くと山口洋は言った。
「ちょっと荒っぽかったけど、悪くなかったよね?」
「うん、めちゃロックだったよ!」と僕は答えた。本心であった。


15:50
Theピーズのステージ裏へ移動。
20年前は一緒にライヴをやったり、ハルとはウィルコ・ジョンソンのライヴ(ミッシェルの阿部と3人で)を観に行ったり、もちろん仕事もしていたのだが、しばらく疎遠になっていた。
会うのは、たぶん10年以上ぶりである。

忘れられてたりして…と覚悟しつつ楽屋へ近づくと、偶然ハルがトイレから出てきた。
僕の顔を見て飄々と第一声。
「あら?Sさん。おれ44歳になっちゃったよ~」
あ~、この感じ。変わってないなぁ(笑)

ライヴもすこぶる変わってない。そこがまたイイ!


17:00
HEAT WAVEチームにBBQをご馳走になる。
あまりに偉大なドラマーで、今までなかなか話ができなかった池畑潤二氏と初談笑。
なんと池畑さん、この2日間で4バンドを掛け持ちしていた。
体はきついが疲れはない。イイ感じで力が抜けて、最後が一番良かったと言っていた。
さすが御大、恐るべし!


17:10
奥のほうから平間が誰かと手招きしているので行ってみると、また懐かしい顔が笑顔で待ち構えていた。
日本の音楽業界では伝説の人、baseのN氏だった。
有頂天のマネージャーのころ初めて会い、その後、筋肉少女帯、たま、ミッシェルと古くからの付き合いだが、ミッシェル解散後久々に会った。

N「元気そうだね?まだ若手に抜かれてないようで安心したよ」
髭「お~、Nさん!久しぶりですね~。白髪、増えた?」
N「そういや平間さんと同級生だったんだって?」
平「そ、俺たち花の38年トリオ!」
そう言えばNさんも同じ年齢だったことを思い出した。

その会話をたまたま聞いていた関係者が驚く。
「うっそ~!貴重な3ショット写真撮っていいですか?」
どう見ても同年齢には見えない3ショットは、入手したら公開しよう。


まぁ、そんな感じで昨日の僕の再会Partyは幕を閉じたのであった。

音楽の世界に魂を売ってからもうすぐ30年。
嫌になったり疲れたり不安になることも多々あるが、昔からの仲間や先輩が頑張ってるのを間近にすると、まだまだ走らねばと勇気づけれれる。

それと同じように、自分を見た人たちが「おれも頑張ろう」とか「おれもこんなオヤジになりたい」とか感じてくれたら、どんなに幸せだろう。

そうなれるまで、自分磨きの旅をやめてはいけないのだ。


love & continue.
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by higehiro415 | 2010-05-03 09:45 | 音楽