佐藤ヒロユキ。仙台在住のMOD音楽職人(サウンドエンジニア&プロデュース/レーベルなどやってます)アナログレコード好き1963年生まれ。GROOVE COUNCIL代表。http://groovecouncil.jimdo.com/


by higemodern
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アナモン

遅ればせながら、先週末の下北沢440でPAをやらせてもらった、アナログモンキーズ・ライヴレポを。

アナモンとは古市コータロー(コレクターズ)と浅田信一(ex.スマイル)による、謎のデュオユニット?(コータロー談)である。

そんな活動をやっていたのは知っていたが、生ライヴは初体験。
普段から息がピッタリの2人による、懐かしい曲のカヴァーは非常に楽しみであった。

遊び心にあふれた、ゆる~い感じなのはコータローとの事前電話で察していた。

髭「何か特別なこととか持ってくものある?」
K「まぁさ、PAっつっても、俺たち大したことやるわけじゃないからさ。手ぶらで来てよ」

朝イチで仙台の仕事を片付け、きゃわいい「むすび丸弁当」を食べつつ東京へ向かった。
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少し早めに会場に到着。下北沢は何度も仕事で来ていたがここは初めてである。
オープンにもなる大きなガラスとウッディな感じが心地よいカフェレストラン。
雰囲気サイコーである。
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セットリストは聞いていなかったが、
Twitterでのやりとりから演る曲は何となく予測していて、
それに合わせて僕も昭和な温もりのある音にしようと決めていた。


音質というより空気感を出したかった。


前売りSold Outで満杯のお客さんに、
少しでも2人のユルさを楽しんで欲しかったからだ。




リハーサル前のセッティングで、まずびっくり。
譜面を見ながらやると思っていて譜面台を出していたのだが「小さいテーブルがいい」とのこと。
なんとそこにMacを置き、PCをいじりながら中に入っている歌詞を見つつやると言う。

ステージ中のMCでも言っていたが、アナログ〜という名前を付けながら思いっきりデジタル感満載ではないか!(笑)。でも嫌いじゃないな、その感じ。

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2人の後ろにはウイスキーの水割りセットのような飾りが置かれた。

「いや〜10年ぶりに食べたよ!」と言いながら、
仙台からの土産、萩の月をそこに忍ばせる男。

「わかる人が見たら気付く感じがいいのよ」と言っていたわりに、
あっさり本番中のMCで僕からのお土産だと、
黄門様の印籠のように箱をかざしていたコータローであった。




セットリストに関しては信ちゃんがblogにアップしたので触れないが、なかなか興味深い選曲であった。
http://www.asashin.net/
(個人的なツボは「All My loving」と「また逢う日まで」)

どの曲も自分の持ち歌のように歌いこなす信ちゃん(飲みながらなのでやや赤ら顔)、照れながらもまんざらじゃない様子で歌うコータロー。

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ちと語弊があるかもしれないが、2人がとても微笑ましく可愛く見えた。

これをキュートと言わずして何と言う?
こんな40代♂って素敵じゃないか!

さらには飲み屋の会話のようなMCには、何度も声を上げて笑ってしまった。
面白すぎる!


そして意外?に盛り上がったのがカラオケであった。
(コータローによると技の導入らしい。http://www.prosoundcommunications.com/kotarofuruichi/)

前日に信ちゃんから「カラオケないすか?」と連絡があった。
たぶんラジオ局にあるだろうと思っていたら無かったので、近所のカラオケBOXに行きマシンの裏をこっそりつなぎ替えてGetしてきた(笑)。

リハでは時間が無くなりオケを出すタイミングまで確認できなかった。
適当でいいと言われても、カラオケって出すタイミングを間違えると、非常に間抜けな感じになるのだ。

だから終演後に2人に言われてホッとした。
「オケ、ここしかない!ってタイミングで出たね〜。ラジオやってるだけあるわ」と。

でもこれは僕が良かったわけではない。
「んじゃ、マスター!」というアドリブでのフリが絶妙だったし、2人の呼吸を知っていたから、あのタイミングしかなかっただけなのだ。

それにしても、あんなにマジで熱唱するとは思わなかったぞ(笑)。
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まぁ、そんな感じで終了したのだが、遊びと言いながらあんなもん見せられたらたまらない。
2人が元々ああいう、ゆるキャラの部分を持っているとは言え、あの実力と存在感と話術とキャラは圧倒的だ。

ますますファンになってしまうではないか!

なんだか仲の良い兄弟みたい〜と話していたお客さんがいたが、僕の見解は従兄弟だ。
その微妙な距離感が、独特の雰囲気を醸し出しているような気がした。

終演後は「ブランデーはいいの?」とからかわれながらウイスキーを楽しく飲ませてもらった。

わざわざ来てくれたんだからと僕がおかわりをしにバーカウンターに行く度に隣に来て「今日はいいから!」と財布を出すコータロー。
ツアーの時の信ちゃんもそうだったが、奢りがどうとかの問題ではなく、そういう気持ちが嬉しかったりするものだ。

こういう男意気のあるところも、2人の共通項のひとつだろう。

とにかく僕も遊び気分でPAができたので、感謝である。
肝心の音のほうは?PAブースが客席前方の横だったので自分で判断をしづらいが、たぶん大丈夫だったのではないかと思う。

声をかけてくれた皆さん、差し入れをくれた皆さん、Twitterでコメントくれた皆さん、ありがとうございました!

おかげで楽しさが増しました。
またね!


love & loose.
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by higehiro415 | 2010-06-17 20:54 | 音楽