Music Map
2013年 05月 29日
最初この依頼が来たときはどうしようかと悩んだのではあるが、まぁ週イチだし教えるのがミュージシャン志望の子たちにということで引き受けた。
音楽史など知らなくても演奏することに何ら支障はないだろうとは思うが、やはり自分がそうだったように様々な音楽を知っていたほうが引き出しが増え、それが個性を作っていくことに役立つだろうと感じたのである。
それでも膨大な情報を的確に分かりやすく伝えるのは思った以上に大変で、毎週の資料を作るのに四苦八苦しながら試行錯誤している。
おまけに自慢だった音楽の歴史も、記憶が曖昧になっていたりするから余計に苦労する。
何より人の前で話すのが苦手なので、どこを見ていいのかわからずキョロキョロしてしまったりするから、生徒たちには「挙動不審のおっさんだなぁ。いったいこの人は誰なんだ?」などと思われているかもしれない。
とはいえ30歳も下の子たちと音楽という共通の話題で盛り上がれるのは、とても嬉しいことではある。
今はまだ60年代の音楽の話題なので、もうちょっと進んで70年代の内容になれば、もう少し共通言語が増えるだろう。
そんな中、生徒たちのためにも自分のためにも、全体の音楽マップみたいなものがあれば便利だなぁと考えていた。
今はウィキペディアもあるしいろいろ調べるには重宝するが、どうにも怪しい記述があったり全体像がつかみづらいということ。そして本など探してもやはり納得がいく全体図みたいなものが見つからなかったので、自分で作ってしまおうと決心したのである。
10代のころ音楽のルーツ本を読み漁り自分なりに手書きで作った相関図はあったのだが、いかんせん古いし、さらに音楽を知った今では相互関係もより複雑なことがわかったので、せめて基本の年表だけでもと思い、しばらく前からコツコツと作り始めていたのだ。
昨夜Twitterとfacebookに写メを載せたところ、欲しい!という声が予想以上に多かったこともあり、この場で公表しようと思う。
授業のためなのでだいぶ簡略化(特にバンド名や人名)しているし、キーワードだけ書いて後で説明する予定のこともあるので、これだけ見ても不明なところもあるだろうが、音楽を少し知っている人には面白いものになったような気がする。
何かおかしな箇所があったら、ぜひ教えて欲しい。修正して更に完成に近付けたいのだ。
まぁ、そんなわけで興味のある方は、どうぞご覧下さい。
※字が小さくてすみません。老眼の僕も見るのが大変(笑)。
追伸
載せてはみたものの拡大すると解像度悪くて見えませんでした。
きれいなの欲しい方は連絡下さいね。groovecouncil@gmail.com